「チミのデキのいいオツムなら一生賭けてもシェリィドラッグは理解出来ん」
コールセンター経験とか諸々の経験を経て幾つかのクッション言葉を考えなくても使えるようになりました。
恐れ入りますが、とかああいうやつですね。
わたしって人が喋る時それ全部頭の中で文字変換するんですよ。
喋る時もそうです。文字変換して考えながら喋ります。
相手の言葉が変換ミスると止まります。思考停止です。
なのでよく漢字にできないような略称とか言われると完全に機能停止します。
クッション言葉を用いる時は相手に言いにくいことを言ったり、前置きで一旦言っておいたり、そういった時に使うのですが、このクッション言葉を使いながら喋ると変換作業がその分多めに取れることに気付き、積極的に使うのですが、使う時=相手の話を聞いてない、という事にも気付きました。
爆裂マシンガンクッショントークなんてしてるときは相手の言い分なんか聞いちゃいません。
というか単純に、クッショントークするときって規定より長く喋るじゃないですか。
「◯◯して」→「恐れ入りますが◯◯していただけますか」
この長く喋る間なーんも考えないで喋れるんですよね、なーんも。
なんで、凝縮の逆でして、薄く薄くされたクッショントークには中身もくそもないわけです。ただこっちのペースに巻き込んでどうこうしようとか考えたり考えなかったり、言ってる側が圧倒的有利なトークなんですね。うん、知らなかった。使えて初めて気付いた主導権トーク。
相手の目を見て喋る時に相手の話なんか眼中にないのと似たようなもんです。
目を見てるときって割と話はどうでもよくて、話してる最中の言動が気になるわけで。
ほんとうに話聞きたい時は半分半分くらいしか目見ませんからね、寧ろ目そむけたり。
や、考えないで喋るって怖いですよ。
少なくともわたしは怖いです。幾つか地雷持ってますからね。
まあ、でも、楽なんだわ、クッショントーク。
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