「チミのデキのいいオツムなら一生賭けてもシェリィドラッグは理解出来ん」
いちおうカテゴリで分けるならば二十歳前と二十歳後に分けられます。
障害年金だったら遡及申請も出来ますね。しかしこれは多くの問題を孕んでいます。
二十歳より前と言うと二十年もあるのであれですが、これは幼少期から考えて自己の発達や感情の育成、その他諸々に対して多大な影響を与えます。そしてその多くが完治不能です。考えてみると簡単なのですが日本には三つ子の魂百までということわざがありまして、つまりは三つ子の魂のうちに病んでしまえばそれは百まで続く病と化すのです。更にはこの歳で発症する多くの原因は家庭環境即ち親の影響が強く、子供自身にはあまり原因は存在しません。搾取され続け虐待され続け否定され続け人格を壊され続けた結果です。
対して二十歳以後発症ですと幾分か余裕が生じます。社会に出る機会があるからです。ニートはちょっとわかんねえです。少なくとも社会に出て社会というものがなんたるかを吟味することが出来ます。その上で会社との摩擦や上司との折り合いでうつ病になったり精神を病んだりといったプロセスを踏むのは二十歳前発症とは次元が違います。しかし二十歳前と後は、ただの年齢という違いしかありません。事態はもっと深刻です。
単純にうつ病や不眠、その他精神障害に関わる様々なケースを取り上げた時に二十歳前なのか二十歳後なのか、そういうカテゴリで全くもって治療方針もなんにもかんにも変わってくるのに、例えば二十歳前発症で全てのイベント毎を体験できなかった人間と、二十歳後発症で学校イベントや社会イベント等を体験できた人間では雲泥の差があると思うのですが、それをいっしょこたにしてしまえば判断としては楽でしょうけれど本質的には別物です。もう病気としても別物でしょう。少なくとも不眠に関しては、生まれてこの方不眠状態が続いている状態と二十歳を超えて社会人になってから不眠になった人では状況も環境も対処も心持ちも違うのです。
なのでわたしとしては二十歳という年齢制限を儲けるよりも何十年医者に通い続けていたのかという点を重視するべきだと思うんですよね。
軽度はすぐ治るんです。だって病気じゃない可能性もあるんですから。完治なんて通常しないです。治ったなんて言わないです。寛解はあるでしょうけれど治るのならば端からうつじゃないです。重度は薬飲んでも治らないです。だってうつっていうのは風邪と同じで、複合症状にとりあえずうつという名前をつけているだけでうつ病というものは存在が危ういんですよ。
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