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SHELLY DRUG is glorious.

「チミのデキのいいオツムなら一生賭けてもシェリィドラッグは理解出来ん」

精神障害は社会にはとても認知されにくいのでクローズで仕事を探すが中々見つからず、それではオープンで探せば見つかるのかと言われればお祈りを食らう毎日。そんな中颯爽と現れる仲介屋、それが就労支援。

(だったらいいね!)

 

幾つかの事業所、センターに行ってきました。

就労支援はそのサービスによって分かれており、一般的な企業参入が行われたのは就労移行支援事業所になります。市区町村が運営している就労支援サービスなんかもあります。どちらも基本的に無料で利用することができるようです。(事業所は所得制限、市区町村は住民票がそこにあるかどうか)(だったかな?)

ちなみに就労移行支援事業所は発達を精神に含んでました。就労支援では別枠でした。

 

就労支援ビジネスのざっくりとした基本的な流れは以下です。

登録→面談→訓練&ハローワークとの連携での就職活動支援→職場見学(実習)→定着支援

 

ここでわたしが特に気になったのが職場見学(実習)でして。

1,体験実習自体は無償で行える

2,期間は3日~長いと2ヶ月ほど

3,交通費や昼食は自腹

4,実際に会社で行われている業務を行うことが出来る

 

……はい。はい。無給やね。無給や。タダ働きだ!!!

「実際の会社」で「実際の業務」を「数ヶ月」行うのに無給ですって。衝撃的すぎてポカーン。

 

まあ企業と障害者の意思を酌むならこうも読み替えれますね、というかこう読み取りますね。

障害者「働きたいけど自信がない。もし実際の会社で合う合わないが出てきたらどうしよう。何日かタダ働きでもいいから雰囲気を知りたいし、その何日かで自分をアピールできて障害者でも雇ってくれるとか思ってくれれば万々歳だ」

企業「雇いたいけど精神だと何かと不安だ。数日働いてもらえれば採用する前に人柄を見れるし、何より働きを見れるから精神が正常に動くかどうかも見定められる」

但し無給だ。

 

就労支援事業所自体も通所自体は無料だけれど通所している最中お金が出ることはないです。週三日、多ければ週五日通います。朝から晩までの場合もありますし、それが以後の就職活動に出席という形で現れるらしいので出欠は何より重要です。企業に、この人は勤怠に問題がない、として紹介したいのでしょう。

でもなにより無給です。その最中の生活費とかはどこから出るんでしょう。

 

YES、年金+実家済。もしくは生保。

これ以外の選択肢はないですよね、だって暮らしていけませんもん。

 

そしてわたしは上記をこう解釈するに至りました。

障害者「働きたい姿勢アピール」(但し働かない)

企業「雇いたい姿勢アピール」(但し雇わない)

就労支援「おいしい!」(おいしい)

 

まあ、行けば分かる話なんですけど、就労支援を利用してる利用者の目死んでますからね。

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