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SHELLY DRUG is glorious.

「チミのデキのいいオツムなら一生賭けてもシェリィドラッグは理解出来ん」

最近似たような雑記が続いて申し訳ないです。
と言いますか、この件に関しましては終わりがないのでやんす。そこそこにして違う記事書こうとも思うんですけれど、こういうジャンルがわたしの十八番でもあるわけでごにょごにょ。まあ二十年以上関与している身としては書きやすい記事ではあるんですよ。ごにょり。

とある場にて「障害者手帳の提示を義務化すると人権団体が煩い」というコメントを拝見。
なるほど。

ここで精神障害者手帳に関するおさらいを。精神障害者手帳を持っていて出来ること。
■障害者雇用
つぶされたネー。唯一のメリットだったんだけどネー。
そもそも二級以上は就労不可なので障害者雇用はむりなんですけれども。

■各種交通機関の割引
わたしは東京都に今住んでいないので無理なのですが、東京住みの場合は都営地下鉄が無料になります。但し申請は日暮里。なんでや。この場合手帳に写真は必要なんでしょうかね? 昔精神障害者手帳には写真がなく、身体や知的が受けられるサービスはすべて受けられませんでした。そうしたら団体が騒ぎ立てていくつか受けられるようになり、写真は任意になったという経緯があります。今でも写真はつけるつけないは自分で選べますし、つけても外すことは可能です。
ちなみにわたしの今居る県でもバスが無料になりますが全く使ってないです。

その他重度心身手当とかいろいろあるのだけれど、まあ今回は詳しい手帳のあれこれは置いておいて、最後の項目に移りますね。これが厄介。

■障害者控除
これねえ。おそらく勘のいい人ならもう分かっていると思うんですよねえ。
確定申告の際に障害者手帳を持っている人は控除がプラスされます。控除がプラスってなんか変ですけど、基礎控除65万の場合は、控除額27万円。それが所得税(27万)や住民税(26万)にかかってくるんですね。そんでですね、これ確定申告でe-Tax使用する場合ラジオボタン一つぽちっとするだけで申告できちゃうんです。
(過去記事:「確定申告、初日突撃」)
で、ここが問題。
確認しないんです、手帳の有無。
手帳の有無確認しないのに障害者控除が受けられるんですよ。

色々な解釈が可能ですね。もし仮に手帳を取得していなくても障害者控除を受けようとした場合どこかで発覚するものなのか。発覚するのであれば障害者控除をこちらから申請する意味は何なのか。手帳の有無確認はただ単にわたしの地域が怠っているだけなのか。……そうだと思いたいのですが。団体さんが動いたおかげでチェック体制が整わず、誰彼構わずシステムをわかっていれば障害者控除を申請し放題なのか、とか。

そうなってくると上記のコメントはかなり怪しいというか胡散臭いものですね。
人権団体さんに関わらず手帳の提示に異を唱えるひとというのは、手帳を提示してしまうとまずいこと、あるいは提示できない理由でもあるのでしょうかね。さーて。

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精神障害者雇用はモデルケースを考えるに年金+障害者雇用を想定している。

 

現実は。

精神障害者手帳三級は障害者雇用で働くことが可能。但し年金はもらえない。

障害者雇用は最低賃金。フルタイムで働ける人は殆ど居ないだろう。

ただ手帳三級で年金貰えないというのはほぼほぼ発達、もしくは軽度、社会復帰は可能。

 

精神障害者手帳二級は障害者雇用で働くことが不可能。就労不可だからね。

但し申請が通れば障害者年金を受け取ることが出来る。月6万円程度。減ることもある。

(障害者年金を受け取っている場合は手帳は楽勝で入手できます)(難易度は年金のが上)

ただ月6万円で生活は出来ないので一般就労せざるを得ない。

 

症状の軽い障害者は障害者雇用で働けて、

症状の重い障害者は一般就労、一般雇用でしか働けない。

 

通常逆じゃない? いびつじゃない? モデルケース破綻してない?

 

「じゃあ生活保護受ければいいじゃん」とお思いかも知れないけれど、ご存知の通り生活保護は簡単には受け取れない。そもそも月6万円という額が、まあ言わないけれどアレなわけで、障害者年金を受け取っているなら優先的に生活保護を受け取れれば楽なのだけれど、まあそこらへんの配慮は年金貰ってるからといって一切ない。

過去記事:障害者雇用水増しについて

身体がイキリ発言かましはじめてるから続き書きますね。
いやおかしいんですよ。妙なんですよ。それが身体が出張ってきた時に思ったんですよ。
個人の感想ですよ。

今回の障害者雇用の水増しが発覚した背景には当然の如く改正された算定方法があると思います。今年の4月からの精神障害者計上方法ですね。今までは精神を雇わなくても知的や身体を雇っていれば障害者雇用はクリア出来たんですが、4月からの算定方法を用いると精神障害は精神として雇わないとカウントされないというやつです。まあ簡単に言うと、精神でも身体でも知的でも一定数取りましょうねってことです。
企業としては面白くない。だって身体取ってるほうが明らかに楽だから。知的や精神は何しでかすかわからないというものがあるから四肢欠損している身体を取るほうが楽。見た目で分かるからバリアフリーもしやすい。精神の心のバリアフリーとかなんですか状態。というかわたし自身も精神のバリアフリーとかなんじゃそらって感じだけど。

精神障害者を雇用したくなかったから既存の人や休職中の人、手帳持ちじゃない人、果てや死亡している人もみんな精神障害者手帳持ちにしましたっていうのが今回の実。
但しこれって超絶奇妙。
精神障害者手帳を持ってハロワ行ったり求職活動したらすぐ分かるんだけど、まずハロワだと登録時点で精神障害者手帳を持参してないと登録出来ないのね。しかも医師の診断書も必要。つまり手帳+医師の診断書=ハロワ登録なのよ。でもって企業もハロワ通して雇って障害者加算したいからwebでエントリーしてもハロワ通してよとか言うの。全部の転職サイトは知らないけれど、一部の転職サイトでは写真写して提出が求められたよ。つまり手帳隠して障害者雇用には入れない。つまり今手帳の確認ができないけれど障害者雇用で雇ってますとかいうのはほとんど縁故でしょうね。

つまるところ、今回の障害者雇用水増しでどう考えても足りなくて不正を働いていたのは精神障害者なのにも関わらず、身体障害者が声をあげているところが奇妙奇天烈摩訶不思議。あらまあ、障害者雇用を2%から増やせとかまた身体に有利なことを言い出すのかね、やつらは。頭は元気で声もでかい人たちはほんとうに毎回毎回火種ばかり投下してくるわ。

なんか笑っちゃいましたよ。

過去記事「社会的精神障害者」より

2018年に向けて手帳の是非についても見直したほうがいいと思いますよ。

 

さて施行された精神障害者雇用義務化は助成金と罰金を伴っていたのですが、案の定というか、知ってたというか、都道府県単位での不正が発覚いたしました。手帳の所持を未確認だったそうです。休職中の人も手帳取得可能だとして手帳持ちとカウントしていたそうです。くそったれ。

 

これはあれですね。手帳がないのにもかかわらず手帳を持っているとみなしているということは、当然ですが、あまり触れられないですが、一般枠だったら不可能だった人が障害者枠で応募して合格しているっていうこともあり得るということですね。大卒枠だと無理だから高卒枠にするという昔ながらの手法です。

ていうか、知ってた。うん、知ってた。そうなるに決まってるわ。

 

だって社会的に精神障害者ってものがどんなものか浸透してないもの。アウアウアーで突然叫びだしたり人殴ったりする人だと思ってるもの。精神の病気は目に見えないから分かりづらいけれど分かろうとしないのだから仕方がないよ。精神科の先生すら理解不能の存在を社会に認知してもらおうっていうのは無理な話ですよ。しかしながら一部の精神障害はそういったものを踏まえて一般就労しています。なぜなら通常に手帳取得して障害者枠で働こうとしても就労不可なので働けないんですよ。だから伏せるわけです。ここはいびつなところです。

 

誰でも取得できて誰でも返還できる手帳を所持していることが障害者の定義なのであればその定義はおかしい。病気の人が病気認定されないようなものでありこういった不正が非常に起きやすい。それでこれは手帳の定義が曖昧で不確かなゆえに確実に起きると分かっていたことだ。ほんとうに手帳持ちで障害者就労してるのって発達だけだと思うんですよね。精神で取ろうものなら二級は取れるのだから、二級は就労不可なのだから、要するに三級なわけで、三級ということは発達なわけなのだからね。

 

本来の障害者が働けず、罰金を逃れ助成金を受け取っている。

障害者ビジネス極めり、って感じの案件ですね。

  • 2018/08/25 Saturday

また上の階に入居した

過去記事:「騒音問題について知っていてほしいこと

他の部屋も空いているのに何故かわたしの部屋の上だけ引っ越してきました。
見晴らしがいいんでしょうかね。わたしは窓の外には興味ないんで知らないです。

まだ常識の範囲内の時間帯ではあるのですが足音や物音は「うるさいな」ってレベルです。そんな苦情とか入れるほどではないんですが、たぶん煩い部類に入ります。建物が古いっていうのも確かにあると思うし響きやすいんだと思います。

個人で投函できる匿名騒音チラシみたいなのあったらいいんですけれどね。
注意喚起のチラシって当事者は見ないからね。

来年あたり引っ越すぐらいまでは上に入居者居ないほうがよかったんですけどねえ。
また、眠れぬ日々ができそうだ。

  • 2018/08/19 Sunday

半年偽装請負で働いた

そのことをいろいろ記事にしたためようと模索したのですが体調が悪くなる一方でしたので、こういったことは全部一気に吐き出さないほうがいいと常々思いました。なにごとも、なにごとも、一気に吐いて気持ちよくなるやつなんかいやしないのだよ。その分、自分に跳ね返ってくるだけだからな。

 

業務委託というのはそもそも「自社の仕事を他社に投げる」という行為なので、請負だろうが委任だろうが、それ相応のものが必要になります。即ち契約に対する知識だとか立ち位置に関する明確な線引とか。個人における業務委託契約というのはいわゆるフリーランス的なものなのですが、そもそも自分で契約とってこれる、自分で主張できる、自分を確固としている、自分の領分と自分の得意を網羅している等々の人は業務委託に適しているのですが、わたしのような根っからの労働者気質にはまるで合っていないのでした。

 

なのでクソをクソと比較するようであれなのですが、自分に後ろ盾がある分派遣の方がマシっていうだけです。その派遣会社はハリボテかもしれないけれど、ないよりはあるほうが、わたしのような人間にはマシということです。はっきりいって業務委託って偽装されちゃうとメリットないんですよ。まあ偽装されなくてもメリットほぼほぼないですけれどね。前述したフリーランスなんかは請負契約だとメリットが多いかも知れないですね。納品型はメリットありそうです。委任はほぼないです。

半年前のわたしに言いたい。

「業務委託契約は結ぶな。派遣のがマシだぞ」

 

ちなみに業務委託契約が偽装請負になる条件は受注側を「労働者として扱う」ことです。

回りくどく書いてあるところが多いですが結局はこれです。

契約が請負だろうが委任だろうが、労働者として扱った時点で偽装請負になるわけです。

 

これを勘違いしている方が発注者側に居て、実際にわたしも「君は委任契約だから偽装請負には当たらないよ、大丈夫!」とかなんとか言われたんですが、大丈夫、当たるよ。偽装やぞ。

 

偽装請負がこれだけ蔓延っていて、知識のない発注者も大勢いる中あまり問題視されにくい点として、個人的に思うのは、落とし所がないということかなと思います。例えば偽装請負を訴えて労働者として認定されたとします。多くはこのパターンですよ。そうするとどうです。残業代交通費社保等々請求できます。まあそれはいいです。問題は、その会社で労働者として認定されて尚まだ続けて働きたいと思うか? という点です。わたしは嫌です。なのでそれなら受注者側は業務委託費を出来るだけ高く見積もってオサラバするほうが得策なわけです。なので偽装はなくならないです。なくなりっこないんです。

わたしは労働者ではありません。

あなたのところの社員ではありません。

あなたとは雇用契約を結んではいません。

 

つまりわたしに命令する権限も拘束する権限もないんです。

上司と部下という関係ではなく、労働者同士という関係性ですらありません。あなたは労働者ですがわたしは労働者ではありません。

 

もう少し業務委託のことをお勉強なさったらいかがでしょうか。

もしくは労働者として扱いたいのなら雇用契約を結んだらいかがでしょうか。

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