「チミのデキのいいオツムなら一生賭けてもシェリィドラッグは理解出来ん」
2018年10月現時点でのお話。
デマとかデタラメとか嘘と言ってしまうとアレなのだけれど、「そうでもない」「人による」「場所による」「一概には言えない」と言ったほうが宜しいのかもしれませんね。言葉狩りされるとあれだから。でもまあ、一概に安くなるとは言えなくなったのは確かです。
2018年版の調剤明細をまとめました。興味のある方はどうぞ。
過去記事:「健忘用:薬局調剤明細内訳(2018)」
例によってわたしに関係のあるところしかまとめてません。
4月に改定したのを今更感漂うんですが、仕方ないんです、ずっとわたし仕事で忙しくて土日死んでたんで、調剤明細をじっくり見ることもままならなかったんですよ。
それで冒頭のお話。お薬手帳なんですが。
まずはじめに言いわけですが、お薬手帳に関しては改定のたびにやり玉にあがるくらい変わりまくっています。お薬手帳持ってるほうが安い時期もありますし、持ってなかった方が安くなった時期もありました。なので2018年10月現時点と一旦書かせていただきます。今この段階では安くないぞという記事ですよ。
4月の改正で簡単に言うと「お薬手帳:持っている人41点、持ってない人53点」となり、持ってる持ってないに関わらず加算はされるが持ってないと余分に加算されると一見勘違いする点数なんですが、ここに調剤基本加算が加わると話が違ってきます。
調剤基本料はその名の通りどこの調剤薬局でも必ず取る基本料なのですがこれが大幅な改定により厄介になりました。店的な問題で。チェーン店や同敷地内は今まで以上に基本料が安くなりました。まあ荒稼ぎしてたものね、仕方ないわ。そんなわけで調剤基本料1を算定できる薬局は数少なくなりました。……あるのかな? それくらい難しいです。
調剤基本料が1以外なのがお薬手帳とどう関係があるのかというと、調剤基本料1以外算定の薬局はお薬手帳の有無に関わらず「一律53点加算して良い」と決まったからです。お薬手帳どころか六ヶ月以内の再診だろうが六ヶ月以外だろうが全部おかまいなしです。あってもなくても料金は同じです。安くも高くもなりません。なので「安くなる」は嘘です。
#余談ですがアプリ版のお薬手帳がどういった配置されるのかというのが謎です。昔はお薬手帳というよりかはお薬手帳に貼るためのシールを発行するか否かで料金が変わっていた時期もあるのですが、時代は変わり形態も変わり、そこに果たして現行の算定方法がついていくのかは謎です。かかりつけ医とかセカンドオピニオンというダブルスタンダードな事を言いながら医療費削減の名のもとに効かないジェネリックを配るひとたちが、IT関係の算定方法にまで手を伸ばせるのでしょうか。謎です。
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