忍者ブログ

SHELLY DRUG is glorious.

「チミのデキのいいオツムなら一生賭けてもシェリィドラッグは理解出来ん」

  • 2007/09/28 Friday

かこ

中学時代とゆうのは自由の限りを尽くしていた。
痕跡はいまでも見つける。
棚の奥、箱の中、引き出し、あるいは粉塵し存在する埃の中に止どまっている場合すらある。
過去をひとつ消去してく内に自我が消える。
ゴミ箱に棄て、燃やし、不燃ゴミを恭しく思う事により成仏を願った。ゆるしてくださいとは言わない。
勿論棄てられないものもある。
当然部屋の片隅に転がる羽目に成る。

この頃感じていた未来には絶望しか無かった。違うのか? と問われてもいまのイチハラには巧く答えられない。過去は甘く、優雅で、ほろ苦く、麗しく清らかで、唾棄したい程芳しい。戻りたいと思った事は一度も無いけれど、「あの頃」と称して偶に話題へ参加してくる。それがひどく億劫なのに、現代のイチハラを構成する上で必要不可欠なお話なので嫌々ながら感傷に浸る。あの頃は確かに良かった。あの頃わたし達の視線の先にはいつも絶望しか無かった。それが又思い出すと笑える。いま生きてるのって、たぶん奇跡的。

さようなら、過去の遺品。
こんにちは、現実の廃棄処分品。
PR

コメント

現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。

Archives

これより以前のアーカイブはこちら

ブログ内検索