SHELLY DRUG is glorious．

ナンプレをやっているんですが、難易度が簡単→普通→難しい→博士とありまして、わたしは狂ったように博士をプレイしていたのですが、少し前に博士の上の難易度であるナイトメアというものが実装されました。博士で主に用いられるxyウイング（だっけ？）などの攻略法が一切通用しないナイトメアモード。わたしは学びを捨て、泣く泣く博士をプレイしていたのですが。

数日前に難易度変更でもあったのかナイトメアが随分と難易度が調整されたようでとっつきやすくなりました。カーン、鐘の音が聞こえる！　てわけで奥歯を噛み締め噛み砕かん勢いでナイトメア攻略に足を踏み入れました。ちなみにナイトメア攻略はメカジキ法とジェリーフィッシュ法を覚えたら簡単でした。覚えるまでが試行錯誤でしたけどね、なんで和訳なんでしょうね、わかりにくい。

子供の頃の話。

将棋の駒の役目を覚えたが遊び相手がいなかったぼっちなわたくしは、地域の集まり（という名の宗教の集い）に参加し、初めて他人と将棋を指す機会に恵まれました。そこで大人と対決したのですが、大人はわたしに言いました、「すごく熟考するんだね（笑）」と。わたしはばかにされたと思いました。

わたしは考えたり悩んだりすることを人前で見せることを嫌っていました。

だから大抵の人はわたしが難なくタスクをこなしているように見えるそうで。

努力は見せなければしてないと思われるようで。

家で宿題をするのが嫌いでした。

だから学校で宿題をしてから帰りました。

いじめられても学校に行きました。

休み時間に宿題をしてました。

家に帰りたくないとギリギリまで学校にいました。

わたしにひどいことをする学校は、それでも我が家よりマシでした。

それを知ってて学校は虐めを黙認するし、児相はそっぽを向きました。

考えるのは悪いことでしょうか。

深く考えてはいけないのでしょうか。

針の糸を通すように答えを導いてはいけないのでしょうか。

努力は人前でしかしてはいけないのでしょうか。

人知れず努力するのは悪いことでしょうか。

苦しんでもがいているところを他人に見せなくてはいけないのでしょうか。

そんなことをぐるぐるぐるぐる。

昔大人に言われて今でも胸の奥に刺さってることたくさんあります。昔は、大人ってやつぁ昔子供だったんだから子供の気持ちはわかるんだろうと思っていたんだけれど、自分が大人になったらやっぱり体験してないことなんかわかりっこないから感覚に大人も子供も関係ないんだなってひどくひどく思いました。逃げ道ばかり作るのがうまいのが大人で、逃げ道なく死んでいくのが子供だとすれば、大人が逃げるのが得意なのは単なる生存バイアスじゃないか。

一問三十分くらいかかるナイトメアを必死に解いてはハイ次の問題。

没頭して奥歯囓んで、噛みすぎて顎痛めて。

ほら解けるよ、考えりゃ解けるよ。ほら、ほら。