SHELLY DRUG is glorious．

なんかボーッと文字列眺めてたら、ついったーの質が悪くなったんじゃない、質の悪い人が目立つようになったんだみたいな文句が目についたんですけど、まあそれは割と分かるかなあって思った。ついったー自体の分母というかアクティブ数が減ってるのは突っ込まないとして、声の大きい人は増えたよね、良い悪いも別にして。……まあ悪い意味でしか殆どないんだけれどね。いいね数が同意してる人の数みたいな扱いをされたり、実際にリツイートしたりした人が賛同したとみなされて裁判沙汰になったりするのを見ていると、自分の味方の数を増やすツールみたいに思えるんだよね、実際は置いといて。だって戦闘力がフォロワー数とかいいね数とか、今だとインプレでしょう？

でも実際声が大きいってだけで色んな弊害があるよね。一番はクレーム。極々一部の、もうたった一言のお客様のクレームで会社全体の意向が変わることがある。それは決して良いことじゃない。大体日本はサイレントクレーマー大国なので、本来であれば文句があればそっといなくなったり買わなくなったりする。声のでかいクレーマーは正直もう一生関わらないでいいレベルなのに、わざわざ声を出さない優良な顧客を捨てて声のでかい馬鹿に合わせる。そしてこれは大事なことだけれど、声のでかい馬鹿は大体が金を落とさない。

声のでかい低品質なものをまるで社会全体の意見のように言うって、こりゃもうテレビなんだよね。なんていうの、エコーチェンバー？　あれはSNSを指しているらしいけれど都合のいい情報を仕入れて流して都合のいいコメンテーターに都合のいいことを言わせているテレビが最も当てはまっちゃってるんだよね。
事実テレビのソースってついったーとかじゃん。ほんとうに話題かどうかはさておきネタの仕入先がエコチェンなら結論ありきで声のでかい人探すんですよね。

……でも現実、ネットでしか見たことないようなトンデモ生物以上のトンデモなトンチキ生物に出会ったりするので、うーんやはりリアルは地獄、小説よりずっとずっと奇なりって思うんすよね。まーじでこんな生き物存在してたのかってレベルのに易易遭遇しますからね。そしてたぶん自分もその中に入っていることをゆめゆめ忘れることなかれなんすよ。他人の非常識が自分の常識だったりしますから。