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SHELLY DRUG is glorious.

「チミのデキのいいオツムなら一生賭けてもシェリィドラッグは理解出来ん」

なんかふと見てた討論会みたいな番組で障害者雇用の就労時間を20時間から10時間にするというとんでもねえ話をしてた。
とんでもねえことですよ。
でもきっとそのお話をしている人たちはそれがとんでもねえことだなんて微塵も思っていないどころか10時間になろうが雇う気はさらさらないんだろうなっていうことが分かっているところもミソです。

まずほんま前提として話すと週20時間働ける障害者は軽めです。
でこの「20時間」が曲者で、所定労働時間が週20時間を超えて初めて障害者雇用とみなされるんですね。20時間以下なら雇用しててもみなされないわけです。んでざっくり言うと週の所定労働時間が20時間を超えると社保に引っかかってきます。つまり年金が引かれたりうんたんして20時間ギリギリで働くと損をするんですね。障害者雇用は殆どが最低賃金なのでまあ103万円の壁とかにも引っかかって扶養関係もめんどくさくなるんですよ。ちなみにざっくり解説なんで色々突っ込みどころはありますが置いといて。

それが仮に10時間になったら話はどっこい変わりますよね。
だって一日6時間、週3日でいいとかめちゃくちゃいい条件になりますよ。
所定労働時間20時間は大体週4か週5前提なんで、そんなんフルタイム最低賃金ならクローズ就労で一般枠目指すわあ、っていう意味分かんない制度なんですよね。わたしはこれを発達障害用枠と捉えているのだけれどね。

障害者雇用はわりかし発達障害者以外にはメリットのない雇用体系なんだけれど10時間になったら色々変わるんじゃないかと少しだけ期待を走らせてみるんだけれども、まあたぶんおそらくきっと彼らはそんな事考えて発言してるわけでも議論しているわけでもなくて、「誰一人とりこぼさない」(だっけ?)みたいな精神論で社会に出たくない障害者をむりくり引っ張り出してくるだけなんでそこら辺は、ふーんほーん放っといてくんねえかなって感じ。
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