SHELLY DRUG is glorious．

氷河期世代って思い出されては叩かれてるイメージだけど、自分の周りの感想としては同級生っていう存在はほぼほぼ行方不明か死んだかのどちらかなんですよね。まあわたしがろくすっぽ学生時代色んなものをガン無視してたんで強くは言えないんですけど、結婚したとか正社員になったよりも「あいつ金借りたまま失踪したよ」っていうほうが目立ちます。
色んな会社を派遣で練り歩いても自分と同じ世代だったり少し上の人とは出会わないんですよね。正社員の年齢も氷河期のボリュームゾーンだけ存在してない感じ。人数としてはベビーブームで産まれたからしこたま多いはずなのに社会では滅多に見かけない。精神科では良く見るんですよね、この世代、要するにそういうことなんじゃないすかね。

それでもこの世代に自己責任論がつきまとうのはただの生存バイアスで、社会どころか人生ドロップアウトしてる人は無言なんですよね。社会で生き残ってる人は運が良かっただけなんですよ、才能があったわけでも能力があったわけでもましてや実力でもなくて、単なる運。ドロップアウトした人が運が悪かったんじゃなくて、残ってる君たちはとても運がいいんだよ。
いつしか君たちに訪れるかも知れない運の尽きを不条理だなんて呼ばないでね。