SHELLY DRUG is glorious．

ぼんやりとした考えなんだけれど、非正規のほうが正社員よりも多い給料をもらうべきという話がある。いろんな論争と結びつくんだけれども、短期雇用のほうがリスクが高いので高く支払うべきとか、不安定な雇用の人に時限制で働いてもらうんだからとかいろいろ。わたしは短期雇用の社会保障がなかったりあっても存在しない前年度ベースだったりと不利益を被ることが多いので、成立は絶対にしないことを前提には賛成である。

終身雇用は若いうちは安い給料で働かされるという点がある。まあ若いうちはスキルも経験もないから致し方無いとは思うんだけれど、二十代三十代の時間と五十代六十代の時間は同額ではないよなあと常々思う。
あと割と最近思うのは、お金を稼いで老後に回すのは確かに大切なんだけれど、その時その年代でしか出来ない体験にはお金を出し惜しみしないほうがいいなって少し後悔をしたことがある。お金を使える機会になってもその瞬間の体験はもうできないので、そういうことをふと思う。

だから無理を承知で言うなら若い頃は高給取りで徐々に減っていけばいいんじゃないかなって思った。具体的な金額を出すとあれなんでぼかすけど。
若い人がお金なくて病院いけないのに老人が老人割で病院回ってるの見るとオオォン……ってなるよ、ぼくぁ。他にも旅行とかさ、老人しか行ってないでしょ、あんなん。でも体験としては若い頃にすべきなんだよね、節約に回して我慢した分は将来後悔するんだよ。やっとけばよかったぁーって後悔しても、今からでも出来るからなんて意気込んでも結局当時の後悔は残ったまま消化できないしこりが残る。
ってことが最近割とチラホラあるんで、お金だけ結局残ってもね、って話。