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SHELLY DRUG is glorious.

「チミのデキのいいオツムなら一生賭けてもシェリィドラッグは理解出来ん」

と言ったような知ったかぶりで批判的な意見を書くと老害認定されそうなので安易に書けないし、後で見返した時に「きみはぜんぜんわかってないんだな」と思いそうなので、ぐっと堪えてみる。
でも批判的な言葉が出てしまうほど混乱じみた怒りが生じたことだけは残しておきたいので、そうだったのだよとそれだけは書いておきたい。

昔の作品が今の作品と違って感じると言うのは当然、思い出補正が効きに効きまくっているというそれ自体を否定する気はないんだけれど、まったく見もしなかった当時の作品を初めて今の時代に見て、感想が「ふるえる」だったので、やはりいいものはいつ見てもいい。リアルタイムで触れられなかった点は残念だけどね。

そう、リアルタイムといえばさ。なんか最近いっぱい昔のアニメのリメイクしてるじゃん。リメイクだけじゃなくてオリジナルを再放送とかしてんじゃん。まあそこらに触れる気はないんだけど、あれオリジナルをリアルタイム視聴した世代と録画や別媒体で別時期に見た人たちとはもう根本的に違うんだなってつぶさに思った。
アニメに限らんのだけど、例えばアニメだったらテレビにかじりついてOPEDCM見て、次の週まで待たなくちゃ続きが見れなかったとか、そもそもテレビのリモコンの所有権がなくて見れること自体が稀とか、いやまあこれ自体が思い出補正なんだけれど、そういった「待たされ」が正に作品の一部だったリアルタイム世代と、一気見視聴が可能な時代は最早意見というか熱量が噛み合うことはないんだなと、そう思った。
そしてこの熱量に老害というチンケな名前をつけたくないので、胸の奥底の大事な宝物としてそっとしておいて、時々思い返してはほんのりほほえんで、精々他人へ攻撃するためのものとしては使わないようにしようねと念じておく。
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