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SHELLY DRUG is glorious.

「チミのデキのいいオツムなら一生賭けてもシェリィドラッグは理解出来ん」

ついったーで「領収書における前株が通用しない」というのを見たので過去のバイトの経験で苦い思いをしたことを書く。

わたしは引きこもりが非常に長かったので凡そ社会人としてのスタートは随分と後の方になって切り出した。ただいろんな常識とか知ってて当たり前の知識とか社会生活を送るに辺り必要なものがすべて蓄えられていなかった。なのでいろんなことで恥をかいたしたくさん搾取された。

その会社はひどいモラハラパワハラで、退職届を書いても受理されないしエリアマネージャが女性の一人宅まで押しかけるというトンデモねえ会社だったのだが、当時のわたしはひよっこだったので社会というのはこういうものかと思っていた。
ちなみにこの会社での業務を事細かに話すともれなく発狂する。
一日五食くらい山盛りご飯を食べていたはずなのにゴリッゴリに痩せてったという恐怖から色々と察して欲しい。

そこに外部の営業の方がいらっしゃっていつも領収書を切っていたのだが、人生において領収書を切ったことがないわたしは一から十まですべて知らなかった。業務はワンオペなため頼れる人間もおらず、お客様の言う「マエカブ」が何を意味しているのか分からなかった。
こういう状況下に置かれていると脳はおかしくなっていくもので、何をしても怒られるし何を聞いても答えてくれない状況下にワンオペで長い間居ると正常な判断能力がなくなってしまう。よってわたしはマエカブが何なのか分からないし、分からないということを聞くという判断力すら失っていた。

そのお客様は大変態度がおでかしゅうございやして、最早チンピラに近かったのですが、わたしが何も出来ずに半泣きで突っ立っていると、
「わかんねえならさあ! 勝手にやんなよ、聞けばあ?!」と乱雑ながらも教えてくれた。ついでに分かりにくい会社名もメモに書いてくれた。
わたしは彼のこの優しさを忘れないけれど、だからといって彼のチンピラ行為が無に為るわけではないのでそれはそれこれはこれで、以後前株と後株は完全に理解した。そもそもその後の仕事で嫌というほど目にする機会があったので、社会人経験がないとつらいなあと思った。

聞いて答えてくれる環境が整っていれば無限に聞くべきだと思うし(迷惑にならない範囲でね)聞いても答えてくれない環境とか、これ耳に入れておいたほうがいいけど話しかけづらいからやめとこ、ってなるタイプの会社は速攻で逃げたほうが良いという基盤にもなっている。
ちなみにその店はもうない。潰れたのか退店したのかは知らん。
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