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SHELLY DRUG is glorious.

「チミのデキのいいオツムなら一生賭けてもシェリィドラッグは理解出来ん」

  • 2009/03/30 Monday

のぞみどおりの

イチハラには特技があります。人間が嫌いだとのた打ち回っている癖に、対人関係がそれなりにこなせるのは、この特技が関係していると思われます。
「相手の期待通りの人間になれる」技です。
まあ、凄い話じゃないんだけど。喋る相手には少なからずの要求があります。要求であってハードルじゃない。例えば親が望む良い子、なんていうのはハードルなので、それを満たす事は出来なくても、本能的に何が一番望まれているかを察知する事は出来るのです。

要するに精神科医が望んでいるのは自分達の思い通りに動く馬鹿な精神異常患者なので、病院に入った瞬間にイチハラはラリラリの精神異常患者になる訳ですよ。
その癖、他人の落し物を拾って届けてあげると言う正常的な一面もいちおう見せている訳ですけど、そういう場面は医者見てないしねえ。

医者の前では病人ぶり、他人の前では医者をぼろくそに言うイチハラは最低の人間ですが、そうやらんと理解されないのですよ。特に幾つも病院を替わっているイチハラは一々色んな事を説明するのは面倒なので、端折る為にも秘密保持は徹底し、馬鹿な子に成らんといけない訳です。何故馬鹿な子かって? 患者が馬鹿だと医者のボロが出易いのです。

今日も医者を巧く騙し薬を貰った。現在一錠しか飲んでない睡眠薬を大量に貰うにはこれが有効だ。何故なら四月から(たぶん)二ヶ月の間、一割負担なのだ。と言う訳で来月の診察では殆ど薬を貰わない話に持って行く。きっと医者は不審がるだろうが、秘密と金は共生させるのがひどく難しいのだ。とか言っといて、ほんとにわたしは馬鹿なのだよ。
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