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SHELLY DRUG is glorious.

「チミのデキのいいオツムなら一生賭けてもシェリィドラッグは理解出来ん」

 「母さん、芋が食いたいです」

その一言で母は大量にサツマイモを買ってきた。そして生のサツマイモをわたしに渡し、口頭で料理方法をつらつらと言い始めた。わたしはパニックになる頭を必死に保たせながら、母の言う調理方法をメモにとった。まず水を入れて強火で……。

あくる日サツマイモを手に、私は朝も早よから鍋を火にかけていた。
朝食にはサツマイモを食べた。十時のおやつにはサツマイモを食べた。昼飯にはサツマイモを食べた。三時のおやつにはサツマイモを食べた。夕飯はサツマイモを食べた。いまものすごく腹をくだしている。

そもそも食をがっつき追求する余り、飽きなくなった感覚が邪魔なのだ。だって一週間の内に五日、塩ラーメン(乾麺)を食べても飽きないんだもの。年間通じて何杯食べてると思っているのだ。数えたくないよ。
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