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SHELLY DRUG is glorious.

「チミのデキのいいオツムなら一生賭けてもシェリィドラッグは理解出来ん」

  • 2007/03/20 Tuesday

みくだりはん

実話。
「あなたは私にこう言いましたね。リタには幻覚作用がある。そしてヒルは呑み合わせが悪いと。だから私はこの二週間、実験をしました。ひとつの賭けですが、私はそれに因って、幻覚の理由にリタは関係ない事が分かりました。この実験結果を受けてあなたはどう考えますか?」
「幻覚を抑える薬を出しましょう」
「あなたがやっているのは所詮、机上の空論に過ぎません。私は現実問題を話しているんです。この一年間や二年間、私は薬漬けにされてきましたが、そのカルテにも書いてある様に、私の体調は良くなっていません。私の幻覚は見えます聞こえます触れられます。私が何を求めているか分かりますか?」
「一体何をして欲しいんですか?」
「あなたは私よりも何十年も生きているのにそれすら分からないのですか?」

一寸あれですね。日本語じゃない日本語。
喧嘩を売ってきました。この二週間ほんと頑張ったんです。

「幻覚を止めるには全ての薬を止める事が必要です。入院します?」
「あなたは私の質問にちっとも答えてない」
「何をして欲しいんですか?」
「詫びてください」
「何に対して?」
「私に嘘を吐いていた事に対して」
「嘘じゃありません」
「でもこの何年もあなたは私を騙していたのは事実でしょう? 単純にリタを処方箋からはずしたかっただけなのでしょう? 幻覚を引き起こす作用があり、あなたは私に散々リタが原因だと言い続けましたね。私はそれを信じてこの二週間リタを絶ちました。しかし幻覚は治りません。余計酷くなるだけ。ただただ私にリタが原因だと言い続けましたが、結果、リタを呑んでも呑まなくても幻覚は引き起こされました。騙していた事に相当しませんか?」
「リタは悪い薬です。幻覚も引き起こします」
「あなたは自分の言っている言葉が理解出来ていますか?」

…………うん、分かるんだ。どうして喧嘩売っちゃったのとか、どうしてこうやって回りくどい遣り方で相手を追い込むのかとか。イチハラとしては変わった手法なのです。イチハラが相手を追い込む時は自滅パターンで行くのです。だから自分が主砲に成るのは変わってます。それ位もう愛想が尽きたのです。
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