SHELLY DRUG is glorious．

世間とのズレというものは認識せざるをえないもので、けれどそのズレというものは決して交わることのない平行線のようなものでして。
そしてわたしは「この話は相手に伝わらない」と思ったことに関しては話さないようにしているのです。なのでとても幾度も「言葉が足りない」と言われます。あとはほうれんそうが苦手です。報告が苦手なんです。
報告連絡相談は社会では一般的ですよね。でもそれって結局子供時代の延長線ですよね。ほうれんそうを押す人って大概、報告連絡相談をしたら答えが返ってくるような、解決策が得られるようなものだったんだろうなって思うんですよ。いやこれは単なるひがみなのかも知れないんですけどね。わたしは少なくとも子供の頃から相談しても仕様のないことばかりだったし、報告したところで手助けをしてもらえることなんてなかった。ならば最初から誰にも話さずに自分のできる範囲で事をこなすしかない。自分の世界でばかり生きてきたわたしには、社会生活での報告連絡相談は人生を丸々変えなければいけないような大変なことで、さも当たり前のように説明されると頭がこんがらがる。

言い訳連ねるようですが、そもそもわたしは良くバグります。
まあこのへんは新しくかかった医者に「どうしてこんなになるまで放っておいたんですか」みたいなことを言われましたのでそういうことだとは思うのですが特に不便はしていません。……ああ、それはうそですね、わりかし不便です。でも精神科医の出す抗鬱剤を飲んだ際の意識低下のリスクを考えれば、それは完全にクローズの道を閉ざすものでしかありません。わたしには非正規フルタイムアルバイトしか残されていないのです。

ところで最近また他人に「もったいない」と言われることが増えました。
睡眠薬で眠り、気圧変化で襲ってくる強烈な痛みを鎮痛剤で抑え、排便は下剤を使い、気分が落ち込めば接客だろうが何だろうが抗鬱剤フルバーストのわたしの、どこがもったいない要素なのでしょうか。よく物覚えがいいと言われますが、この薬中のわたしが物覚えが良いならば、薬を飲んでない彼らはもっと物覚えがいいはずですよね。年齢とかの所為にしてますけど、ならこちらは薬の性にして努力を怠っていることを馬鹿にするまでです。もったいない、非常に上から目線の気持ちの悪い言葉です。

フルタイムのアルバイトで働けている以上年金は必要ないとどこかの書き込みで見ましたが、一人暮らし+非正規アルバイトでは生きていくのが困難です。
生きていけないこともありませんが貯金は一円も残りません。たとえ食費を7000円程度に抑えていたとしても、です。

今月は短期のアルバイトを入れています。
お中元の期間だけなことと、土地柄の所為もありまして非常にヌルゲーと化したお仕事ですがその分人間関係は支障なく過ごさせていただいております。精神病にとって一番の癌は人間関係ですからね。
このお中元のアルバイトが終わったらまたクローズでの職探しです。うえぇ。吐き気がしますよ。だってわたしが人事の面接官だったらわたしなんて取りたくないですからね。