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SHELLY DRUG is glorious.

「チミのデキのいいオツムなら一生賭けてもシェリィドラッグは理解出来ん」

一つの質問に対して、個人がABC複数の回答を極めて正常に言い切った時、果たしてそれは個なのかという話。
ぬりつぶした●を指差して「赤で」「青くて」「白である」と異なる意見を矛盾なく言い張れる場合、それはもはや異常なのではないのかと、それすらの思考も至らない領域で、達観して、しかたのないことなのです、と。

わたしは精神科医が嫌いだがその理由はきっと関する人なら誰しも一度は思っていることなのであえてここには書かないけれど。(たぶん昔の記事では散々書いているのだろうし)
また抗鬱剤を飲めと言われているので今日は飲みながら書きます。
飲んで書いてるから。ねえ?

抗鬱剤は短期間で効果が出るわけじゃないので、初めは効果が感じられなくても続けて飲むことが大切と言われました。知っています。何の本にもどのHPにも大概そう書いてあるから知ってます。でも大概は副作用が出ます。むかつきや吐き気頭痛便秘など服用停止すればすぐに治まる副作用もあるし、服用停止によって引き起こされる重大な副作用もある。だから薬選びは慎重に行って、効果が感じられなければ量を増やしてと長い時間費やして治療することが大事ですって。ええ、知ってる。

で?
もし、長い時間かけて、なんにも治らなかったら?

ざんねんだけど、わたしはもう精神病に為ってから二十年経ったよ。
分かるかな。20年。
十代はずっと薬漬けだったんだ。治らない治らないと泣きわめいて咽び、薬を変えながらも長いこと服用してたよ。希死念慮も暴発したけれど、腕はズタズタだけれど、毎日睡眠薬で眠って胃薬で胃をおさえて便秘薬で便をひねりだしてたよ。人間らしくないよね、なんなんだろうね、これは。なんにも自由にできなかったけどそれでもがんばったよ。現実には耐え切れなかったから、精神がおかしくなりそうな時は身体の痛みに変えたり、それでも耐えられなくなれば人格を増やしたよ。よわい人間だよ。よわすぎて、耐え切れないから、耐えられる方法を模索したよ。ここは現実じゃないと思った、これはわたしじゃないと思った、そうじゃなきゃやっていけない時がいくつもあった、今だってあるよ、たくさんあるよ。

で、言うでしょう?
「長い時間が必要なんです」って。
人生で一番うつくしい時間を奪っておいてなんだそりゃ。って思うじゃない?
きっと、大半の人は、この期間がうつくしい時期だと思うのよ。
逆に言われたらどう思う?
「あなたの十代すべて薬漬けで終わりますし、二十代になっても治りませんし、きっと三十代になっても一切良くなりませんけど、それでも抗鬱剤飲んでがんばりましょうね!!」

なににがんばるの?
なんでがんばるの?
 
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