「チミのデキのいいオツムなら一生賭けてもシェリィドラッグは理解出来ん」
ふとした拍子に、
電球がぱちんと消えるみたいに、
スイッチを押すみたいに、しにたいとかぜんぶどうでもよくなる。
どん底まで落ちるのは簡単だ。
次はさらに又下まで落ちるんだろうし、その次は更にそのまた下へ。
わたしはずいぶんと前から頭がおかしい。
きっと脳もおかしい。おかしくなければ辻褄があわない。
おかしいことに辻褄を合わせなければならないことが尚更おかしい。
それがわかっているから非道でおかしい。
すぐに精神が疲弊する。最大値が少ないんだろうか。
もしかしたらわたしは人格を増やしたのではなくただ分裂させただけかもしれない。
確かめるすべはなにもないけれど、確かめるひともだれもいないけれど。
現在、新しいコメントを受け付けない設定になっています。