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SHELLY DRUG is glorious.

「チミのデキのいいオツムなら一生賭けてもシェリィドラッグは理解出来ん」

T君が居なくなってしまうらしい。

何でも六月上旬には居なくなる予定だとか、電話があった。
会いたくて会いたくて、触れたくて触れたくて、声が聞きたくて堪らなかったのに(ひとはこれを恋と呼ぶ)、電話で告げられたのはお別れの通知だった。
一、二年かしたら帰ってくるらしいのですが、その時あたしがどうなっているのかは定かではないので、兎に角呆然とした。居なくなる事は分かっていた筈なのに、ゆわれたらどうしようもなくなった。別に今迄半年に一度会うか会わないか程度だったからそれが二年に延びたってどうってことない。ってT君はゆってた。でも電話が出来なくなるのはどうしても嫌だった。声を聞くのが何より嬉しいのに。

だからと言って君の道を阻みたい訳でもない。
ずっと傍に居て欲しい訳でもない。
あたしゃ、とんでもなく横暴な女だね。とひとりゴチたのであります。
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