「チミのデキのいいオツムなら一生賭けてもシェリィドラッグは理解出来ん」
わたしが派遣社員になってさまざまなところに派遣されて気付いたこと。
それは派遣社員を使う企業には、ろくなところがない。
(直接雇用を避けたい企業というのは得てしてそういう場所である)
プロパとして派遣社員を雇いたいところも当然あるけれど、所詮必要なのはその場しのぎの知識であって、こちらの情報や知識は根こそぎ奪っていこうという姿勢はあるものの、結局は付け焼き刃になりノウハウはまったくと言っていいほど残らないし残さない。プロパだってそれで食っているのであるからタダ同然で情報を与えるのは割に合わない。
人数合わせの派遣なんてさいあくだ。マニュアルも報連相も情報共有すらせず、こちらのミスを促すような態度しか取らない。全体図を教えないから細部は不明瞭でミスが起きやすい。こちらが対策を取ろうものなら全力で阻止しだす。賢い派遣社員より愚鈍で命令に背かない派遣社員が好きなのだ。だから賢い人はすぐに辞めてゆく。
バックレなんて正当だ。派遣元も派遣先も労働法なんか守ってないんだ。
こちらも黙って労働者でいてやる義理なんてどこにもないんだ。
どちらの企業にも言えることだが、結局は何も残らない。だからまた何かしようと思えば誰かを入れるしか無い。その際に直接雇用は頭になく、また派遣で済まそうとする。一度甘い汁を味わってしまった企業は改善などせずに、愚かしくも派遣元と手を組んで労働者を使い潰す。
給料以上の人材はこないよ。
※余談。
過去記事:「仕事が出来る≠ベテラン」
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