「チミのデキのいいオツムなら一生賭けてもシェリィドラッグは理解出来ん」
聞いてみると、「インドに行って世界観が変わった」と「結婚して子供産んだら考え方が変わった」は良く似ているとつくづく思うのです。
職場のマウントおばさんがマウントを簡単に取れる仕組みとして結婚が挙げられます。
この国では、結婚して子供を産んで育てた女が一番偉いのです。
一番底辺なのは子供も産まない独身非正規です。生きる価値なしです。うん。
結婚したらしたで、今度は旦那の収入や立場をカードにして戦います。子供が居たら追加カードです。こうやってマウント行為は永遠に続きます。まあしかし独身が一番弱いのは確かです。
結婚というのは女に一生ついて回る話題のようでして、結婚が上手くいったかどうかに関わらず、言ってしまえばバツがついていても結婚した人間はまともであり、一度も結婚していない独身は人間としてどうかしているという扱いです。結婚してる? 相手はいる? なんで結婚しないの? と矢継ぎ早に繰り返される質問にうんざりします。結婚がそんなに偉いのかという問いには、そうです偉いんですとしかないんでしょうな。
稀に主婦の不可解な言動に対して突っ込むと必ず、「あなたは子供がいないからわかんないのよ」云々の返しがあるのですが、なにやらずっと「あなたはインドに行ってないからわからないのよ」と既視感を覚えていたのですがなんのこと。あれです、視野の狭さですよ。だって別に子供を産んでなくても視野が広ければ分かる問題ですからね、自分が子供を産んだことで広がった視野を、他の人もそうだと思い込む、それこそが視野の狭さなんですよ。そもそもが視野の狭い人間だということを露呈しているんですね。
そんなことを言っても独身非正規に価値が無いことはわたしが一番良く知ってます。
両親を見ているので結婚に全く理想は抱きませんが、孤独死は避けたいです。
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