SHELLY DRUG is glorious．

ふらっと電車に乗って海に行きたいとおもっても都会の電車はぐるぐる都心を回るので海などには到底行かないわけですよ。まあべつに海が特別好きとかないですし寧ろ海風とか嫌いなので行きたくはないですが、なんとなく現実逃避に海を使いたい気持ちは分からなくもないです。

例えばある日ふらっとそれこそ新幹線に乗ってどっかべつに定めもなく行って、その場所がよかったらちょっぴり住んでみたり住み込みで働いてみたりそうやってどこかに定住できたりできなかったりすればいいなとか思うんですが、その際にめちゃくちゃ足枷となるのがそう、病院です。

病院となると保険証となり、行末は住民票です。

健康体で病院なんてあんまり行かないぜ！　な方だったら風来坊できるんですが、わたくし何分精神科歴20年以上の大ベテラン。既に薬は決まっているし変更するにしても既に投薬済み記録アリアリな状態で、薬剤師要らずなわけですが、それでも精神科には通院しないと行けないのです。精神科じゃなくても内科もしくは併設した神経科でも平気でしょうけれど、まあ他の地にどんなに行ってもそれだけは確定させなければいけない、しかも月一で診療しないといけないとなると風来坊は敷居が高い。なんたる。

病院を変えるとなると診断書とか紹介状が必要になります。わたしの場合は長いからね。いちいち説明しだすとキリがないし。そうなるとなんやかんや計画的に風来坊にならなければいけない。計画的風来坊ってなんだよそれ。保険証も気にしなければいけないので既に決まった土地がないと変更が難しい。となるともうそれはただの引越しであり、ふらふらは出来ないのでありました。着地点有りきで動かねばならないのです。なんたる。なんたるよ。

定住する場所を予め決めておかねばならんというきつきつ制度。いいのかわるいのか。